「嫌いだよ。君なんて大嫌いさ」
「嫌いよ。貴方なんて大嫌い」
『どうして好きに何てなれるというの』
かなり微妙な紙一重
「君の傲慢なところがたまらなく腹立たしいんだ」
「貴方のいい加減なところが無性に苛立たしいの」
「だいたい君は何でもかんでも上からものを見た言い方をするじゃないか」
「それが何よ。そんなの貴方がそういう風に私を見ているからそう感じるのよ」
「勘違いではないけれどね」
「そんなこと言う貴方こそ何かにつけて私に押しつけるじゃない」
「君の方が適していると判断したから任せただけじゃないか」
「それが何よ。そんなこと言ったら全部私がやるはめになるわ」
「ちょっと待って。それはどういう意味だい」
「あら、そのまんまの意味よ。そんなこともわからなくなってしまったの?」
「君の自己中心的な考え方に呆れて思考が鈍ってしまったようだ。悪かったね」
「ええ、まったくだわ。でも仕方ないから許して上げる」
「君は本当に傲慢だな」
「そんなことないわ」
「まったく」「ほんとう」
『どうして嫌いじゃないのかわからない』
本当はこれ、載せる気なかったんですが…
諸事情で載せることにしました。ので
「会話だけかよ!」「短すぎんだよバーカ」「ハッ!(嘲笑)」
などは内に留める程度にしていただけると。
「時間稼いでんじゃねー!!!」
という方がいらっしゃいましたらもう頭をへこへこ下げてお詫びします。